旅の思い出6「最後の目的地はとっとり花回廊」

山陰旅行⑥(最終回)

夜明けの鳥取砂丘を出た我々は、次なる目的地・とっとり花回廊へ向かう途中で因幡の白兎伝説の残る道の駅 神話の里白うさぎ(本当にこんな名前だった)に立ち寄った。道の駅から日本海を眺めると、鳥取砂丘で見た荒い波が渦巻き、空には重く黒雲がかかっている。撮影旅行最終日にもかかわらず眼前に広がる“火曜サスペンス劇場”風な景色…旅の疲れもあり、メンバー全員が落胆していた。

白兎神社

右の写真は、道の駅の奥にある白兎神社(本当にこんな名前だった…2回目)の写真だ。我々がこの神社で天候の回復を祈願した事は言うまでもない。ちなみにこちらの神社では縁結びに力を入れている様子だったが、メンバー全員に未だその効果はない…余談だが。
どんより曇った空を恨めしく眺めながら我々は因幡を後にした。

しかし、とっとり花回廊に到着した我々は驚愕した。あれだけ我々を苦しめて来た雨雲が、嘘のように消えたのだ!白兎神社での祈願が(多分)通じたのだ!しかも到着したのはちょうど正午、閉館時間まで時間はたっぷりある。我々のテンションはここに来て最高潮に上がった。

とっとり花回廊①

「日本最大級のフラワーパーク」と謳うだけあって、数えきれない種類の植物が広大な敷地に配置してあるとっとり花回廊は、1日居ても全ての施設を廻りきれないほどの規模で、施設自体がキレイだし花々の手入れも行き届いてる。失礼だが、鳥取県在住の源さん(仮名)が定年後に自宅の庭を改造して作ったテーマパークぐらいだろうと勝手な想像をしていた私は心底度肝を抜かれた。

とっとり花回廊②

花にはやはり青空が似合う…そんな当然の事を世界中の誰よりも噛み締めていた我々であったが、“歩くナビゲーションシステム”の異名を持つメンバーのYが山口でレンタカーを返却する時間から逆算して花回廊を出なけれなならない時間を算出、午後3時には帰路につかなければ間に合わない…
青空の下で揺れる花々を尻目に、我々は帰路についた。思い返せば(40前のオッサンには)ハードな旅だったが、それなりに充実した撮影旅行になったと思う。高速道路を走る我々の車に、美しい夕陽が差し込んでいた。Kは「もう1泊する」とか抜かしていたが、次の日にはメンバー全員仕事の予定が入っている。最終日に美しい青空を望めた事は良い締めくくりになったと思う。
しかしその後、2回にわたって同じメンバーで山陰を旅する事になるとは、この時の私は夢にも思っていなかった…


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