オールドレンズ沼への道5

⑤CONTAX G Planar 45mmF2

今回ご紹介するレンズは、オールドレンズの中では比較的新しい(1990年代に製造・販売され、2005年に生産終了)コンタックス・プラナー2/45です。

カールツァイスの描写力①

このレンズは、レンジファインダー機でAF機構を取り入れたCONTAX Gシリーズ専用のレンズとして日本国内では京セラが組み立てを行っていたレンズですが、中身は紛れも無く、世界中にファンを持ち日本国内でも“信仰”に近い信者が数多く居る名門・カールツァイスのレンズなのです。
一般的にツァイスのレンズは中古市場でも高価なレンズが多いですが、このGシリーズのレンズはツァイスにしては比較的安価で手に入る(私のようなビンボー社会人にとっても)素晴らしいレンズです。

カールツァイスの描写力②

ツァイスのレンズと言えば、やっぱりコントラストとシャープの素晴らしさが挙げられると思います。全体的にシャープに描写し、特にピントのあった部分を見るとカミソリで削いだような鋭さがあります。私の所有する他のオールドレンズに見られる、開放域での“甘い”描写のレンズとは対局の位置にあると言えます。それでいてハイライトにも適度な粘りがあって、少しオーバー気味に撮影しても心地良い描写になるトコロは「流石はツァイス」の一言に尽きます。
このレンズは焦点距離が45mmなので私の愛機では90mm相当のレンズになりますが、シャープな描写のこのレンズにはこのくらいの画角がしっくりくるように感じます。

カールツァイスの描写力③

私はこのGシリーズレンズをもう1本所有してますが、90mmレンズなので実際には180mm相当の画角になり少々望遠過ぎる傾向にあります。なので、連れ出す機会が多いのはこのプラナー45mmになってしまいます。先にも書いた通り、描写がしっかりしているのでどんな場面でも対応してくれます。この、オールドレンズとは思えないシャープな描写力もこのレンズの“味”だと言えます。
さんざん語っておいて今更ですが、このレンズの良さは実際に撮影してみるのが一番だと思います。シャープな描写なので、特に夏の強い光が最も似合うレンズだと個人的には感じてます。やはり写真を趣味にするなら1本は持ちたいブランドでしょう。日本中に“信者”が存在するのも頷けます…が、私の懐ではこのGシリーズのレンズぐらいしか手が出ません…

今回使用したマウントアダプターはコチラです。




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