旅の思い出7「再び山陰撮影旅行へ」

山陰旅行-アゲイン-①

山陰地方の旅を終え、我々はまた仕事中心の日常に戻っていた。しかし、旅から2週間も経たない内に(私以外の)メンバーの2人が仕事の合間に山陰地方のホームページを見ながら頻りに何事か相談する姿が目に付き始めた。…私の中でイヤな予感が現れては消え、私の中の作戦本部は警戒警報のアラームを発し始めた…私は出来るだけ素知らぬ振りをしながら、心の中では拒否の言葉を反芻していた…彼女たちが切り出した時、即座に「あ、無理。」と言えるように…

…前回の旅から約1ヶ月後、私は夜中の高速道路に居た。…また(無理矢理)連行されてしまった…!前回より格段に冷え込みが厳しくなったサービスエリアでタバコをふかしながら、これから再び訪れるであろうハードな数日間を想像し、このまま自宅に帰りたい衝動に駆られていた。そして、またしても我々を出迎える雨雲…我々の旅にはどうしても雨が付いて廻るようだ。

夜明けの三次①

最初の目的地・広島県の三次市に着いたのは、夜明けの数時間前だった。高台の公園に車を停めた我々は、肝試しに来た小学生の気持ちを味わっていた…驚くほど暗いのだ。まあ、小高い山の上だから当然と言えば当然なのだが、街灯の下さえも暗く感じるような独特の闇を体感していた。ちなみにここで狙うのは朝日と雲海…左の写真を見て欲しい。

夜明けの三次②

雨の呪いをかけられた我々の旅のスタートは、雲海などではなく、天気の悪い町の朝を撮影してスタートした。仕事明けの疲れた体を引きずって…
撮影を始める前から降っていた小雨は、やがてチラチラと舞う雪に変わっていた。この高台の上では着実に冬が近づいている。朝の冷気の中、レンズを触る手も感覚が無くなってきている。肝試しは、やがてガマン大会に姿を変えていた。
落胆して車に戻るのは何度目だろう…そんな事をぼんやり考えながらハンドルを切った。今回の旅の先にも(文字通り)暗雲が立ちこめている…


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