花火撮影③「防府天満宮御誕辰祭の花火大会」

以前に(漠然とした目分量ながら)山口県には写真を趣味にする人が多いと書いた事があったが、この日ほどその事を確信した日は無い…
タイトルに“花火撮影”と冠しておきながら恐縮だが、この日は花火撮影前に私の自宅に程近い寺の敷地内にある公園に立ち寄った。同じ“ツワモノ”仲間からの情報で、この寺の敷地の林にアオバズクが住みついていると聞いたからだ。私は旅のブログでも書いたがフクロウの類いが大好きなので、一目見て、ついでに写真におさめてやろうと喜び勇んで出掛けた。ツワモノ仲間からの情報ではいつも少しわかりにくい枝にとまっていると聞いていたので、現場での捜索を覚悟しながら近くの駐車場に車を付けた。車から降りた瞬間、アオバズクの居る木は1秒で分かった。

ツワモノ達の図

雨上がりの霧の中、バードウォッチャーの“ツワモノ”どもがバズーカのような望遠レンズを構え、佇んでいた。漂う霧も手伝って、私には眼前の光景が(いろんな意味で)幻想的に映った。やはり山口には“ツワモノ”の集団が形成されているようだ…私の漠然とした予想は確信に変わった。余談だが、アオバズクはもう数年前からこの林を住処にして子育てをしているらしい。もう長い期間アオバズク親子を見守ってきた、「アオバズクの管理人」(自称)さんはそう語ってくれた。私は、迷い込んだアザラシに市民権まで与えた関東の某都市のようにアオバズク親子が「ヤマちゃん」とか「夏ミカンちゃん」とか「ウイロウちゃん」(カワイくない)とか呼ばれて大騒ぎにならないよう懇願するばかりである。とは言え、彼等は“渡り”をするそうで、季節が変われば必然的に居なくなるそうだ。

山口のアオバズク

そんなアオバズクに心癒され、我々は一路防府市へ向かった。今回の狙いは防府天満宮御誕辰祭の花火大会だ。本来なら、防府天満宮の社のバックに上がる花火を狙いたいところだが、地理的に混雑が予想されるため我々は天満宮を避けて桑山公園展望台に向かった。高台からの眺めは素晴らしく、夜景と花火というダイナミックな構図が期待されたが、一部のビルが構図に入り込み写真の中でハッキリ宣伝広告する恐れが出て来た。…今から場所を変えている時間はない。またしても我々に決断が迫られた。

防府の夜景と花火

結局我々は場所を移動しなかった。この高台には“ツワモノ”ライバルも少なかった(おじいちゃんが1人)し、何より渋滞に捕まれば撮影すら出来ない可能性もある。我々は各自のブログで、某ビジネスホテルを宣伝広告する覚悟で臨んだ。
…結果、(私の中で)惨敗だった…この日1日撮影して、自分の中で1番良く撮れたと思う写真がスマホで撮影した「霧の中のツワモノども」(写真1枚目)だったのが残念でならない…


野鳥撮影にはこれくらいの望遠が欲しい…


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