花火撮影④「第26回関門海峡花火大会」

追記です。2014年は、巌流島にて撮影を行いました。その時の撮影スポットの様子も記事にしておりますので閲覧頂けると幸いです!!

ついにこの日を迎えた…
山口県内のみならず、中国地方でも最大級の規模と噂の「関門海峡花火大会」に挑む日が訪れたのだ。他の花火大会に比べ、他府県からの観客も集う花火…という事は、他府県から来訪する“ツワモノ”との壮絶な「場所取りバトル」が予想される。前回の「防府天満宮御誕辰祭の花火大会」から1週間、撮影場所や行動を開始する時間など計画は入念…のはずだった。

火の山公園①

午後7時50分打ち上げ開始に対して我々が現場を訪れたのは昼過ぎだった…にも関わらず海峡を見下ろす火の山公園の中でもベストなポジション(ロープウェー乗り場展望台屋上)には“ツワモノ”どもの痕跡が、本人たち以上に誇らしげに鎮座していた。無論、我々が三脚を据える隙間など無い…勝負は花火大会の7時間以上前に決していたのだ。仕方なく我々はそのベストなポジションより少し高い展望台に場所を移した。

火の山公園②

ここからの景観も素晴らしいが、すぐ目の前に木の枝や葉が生い茂っているのが気にかかる…時間は昼の1時、移動するにはまだ時間がある…というか、花火大会まで7時間近く残っている。(いつもの事だが)我々に決断が迫られていた。この関門海峡花火大会を撮影するポイントとして我々がもう1つ候補にしていたのが、武蔵と小次郎の決闘でお馴染みの巌流島だった。我々の“ツワモノ”仲間が巌流島に向かったという情報を聞き、我々はこの場所で撮影する事を決めた。

火の山公園④

幸いこの場所はまだ場所取りしている“ツワモノ”がほとんど居ない。我々は三脚を据え、昼食に出掛ける事にした。
今夜に備えてゆっくりダラダラと食事を摂った我々は、現場に戻って驚愕した。…我々が立ち去る前より格段に人が増えている。当然、その中には“ツワモノ”も混ざっている。しかもその“ツワモノ”たちの中に明らかに日本人でない人達も混ざり、今夜の闘いが国際的なバトルである事を物語っていた。

火の山公園③

ふとロープウェイ乗り場屋上を見ると“ツワモノ”の勝利者たちの三脚の後ろに、更にもう一列三脚が並び、熾烈な、しかし静かなツワモノの闘いが繰り広げられていた。山口県内外の“ツワモノ”たちにとってこの関門海峡花火大会が(場所が場所だけに)“壇ノ浦の合戦”である事を物語っていた。…こちらも外国人部隊(?)との国際的なバトルを戦っているが…
ただ時間の過ぎるのを暑さに耐えながら待つ時間が過ぎていった。昼過ぎには人影のほとんど無かったこの場所も時間を追う毎に人口密度が増え、花火大会開催直前には火の山公園全体が人で埋め尽くされたかのようだった。かくして満員電車のような現場で、おそらく今年最後になるだろう花火大会が始まった。

関門海峡花火大会

最初の花火が上がり、私は愕然とした…予想していたよりも花火が小さい…そう、予想よりも望遠が足りなかったのだ。この花火大会の最大の特徴は、関門海峡を挟んで門司側と下関側で競うように花火を打ち合う事であり違う場所から同時に上がる2つの花火が見所なのだが、その位置が予想より離れている…2つの花火をフレームに収めようとすると、花火は更に小さく写ってしまうのだ。
私は焦っていた。徐々にタイミングが違ってくる2つの花火に翻弄されながら必死に撮り続けた。今この瞬間の為に費やした7時間以上の時間を無駄にする訳にはいかなかった。
…かくして、私の2013年・夏は終わりを告げた。今年は仕事の合間を縫って可能な限り花火大会に足を運んでみたが、私なりに学ぶところも多かったように感じた。ハードだったが、充実した夏を過ごせたと思う。4つの会場で体験した“ツワモノ”たちや大自然とのバトルも今となっては良い思い出になった。状況が許すなら、来年も“参戦”したいと思う…


場所取りが長期戦になりそうなら、アウトドア用の折りたたみイスが便利!


関連記事

Categories

Instagram