写真ツワモノ道②

②萩・日本海大花火大会編

以前から私のブログの中では、写真を趣味とし有り余る時間を一瞬のシャッターチャンスの為に費やす人々を尊敬(とやや呆れた感)の念を込めて「ツワモノ達」と呼んできた。

今回は私自身が“ツワモノ”となって他のツワモノ達と戦わなければならない…花火大会の季節が再びやってきたのだ。今年は仕事の都合でなかなか参戦が難しい上に台風の影響で順延になる大会が多く、ますますスケジュールが合わせにくくなっている…今年の闘いは厳しくなりそうな気配である。

今年最初の花火に選んだのは、去年も撮影した萩・日本海大花火大会である。去年は田床山からの撮影に挑んで山を駆け上がる雲(?)に阻まれた苦い経験をしているので、今年こそは万全の体勢で田床山にリベンジを挑む…つもりだったのだが…撮影の仕事でどうしても休む事が出来ず、仕事終わりの18:00から行動を開始するしか術は無かった…

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仕事を終えダッシュで萩市に向かった我々は、事もあろうに萩市への最短ルートを通らず、大回りするルートを走ってしまった…よりにもよってこんな時に道を間違えたのだ。
私はどちらかと云えば(地元のはずの)山口県の地図が頭に入ってない方だと思うので、今回の運転は“人間カーナビ”の異名を持つYにハンドルを任せていた。普段私が運転する時は口うるさく指示を出す“人間カーナビ”が一時的にGPSとの連携を断ってしまい、気付けば我々はかつて見た事の無い山道をひた走っていた。花火の打ち上げの時間が迫っている…我々がリベンジする田床山は車で上がる事も可能だが、撮影ポイントまで15分はかかってしまう…我々はただただ焦っていた。
ようやく萩市内に入った時には20時を廻ってしまったが、花火大会は時間通りに始まらない事も多いので(不謹慎だが)会場のトラブルに期待する他無かった…程無くして、我々が走る車の左側に花火が上がり始めた…ここまで来て引き返す訳にもいかない。我々は「せめて1枚でも撮る!」の決意で田床山の暗い道を走り抜けた。

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かくして我々は約30分遅れで現場に三脚を据えた。当たり前だが真っ暗な山の展望台は歩くのにも一苦労だったが、我々はかつてない速度でカメラと三脚をセットした(と思う)。展望台には他のツワモノ達が3人程居たが、今回は彼等の“ツワモノ道”レベルを確認するヒマさえなかったのが(個人的に)残念でならない。
…かくして我々の萩・日本海大花火大会2014は終わった…
…我々の胸中には“不完全燃焼”の文字しか浮かんでこなかった…
…花火が終わった後の萩の夜景が滲んで見えた…


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