オールドレンズ沼への道24

24.CANON TV-16 25-100mm F1.8

今回ご紹介するこのレンズは、天下のキャノンが出していたシネ用のズームレンズ、キャノンTV-Zoom1.8/25-100です。

TV25-100mmのユルい描写①シネ用のズームレンズと書きましたが、ぶっちゃけ真意の程は確かではありません。そもそも名前に“TV”が付いている事から監視カメラ用かとも考えましたがどうもそうでもないらしいのです。
このレンズはCマウントのレンズなのですが、海外オークションサイトeBayで落札して私の手元に届くまで私が所有している他のCマウントレンズ同様小型のモノを想像していました。ところが届いた包みの大きさにまず疑問を感じ、開けてみて驚かされました…驚く程大きかったのです。
全長が20cm近くあるだけでなく、重さも1kg近いのです。買ってすぐに私の愛機PanasonicGH2に付けてテスト撮影してみましたが、予想通り…というか予想以上に前重心で恐ろしく構えにくいのです。

TV25-100mmのユルい描写②撮っていてマウントアダプターごとへし折れそうな気がしてヒヤヒヤした記憶があります。最初のテストで「撮りにくいレンズ」の烙印を押されてしまい、ドライボックスの奥に仕舞われていたこのレンズ(私の小さいドライボックスのかなりの空間を占拠してます)でしたが、この度写真講習会の2回目を開催するにあたり、久しぶりに引っ張り出してみたのでした。
私が所有する他のCマウントレンズたちに比べてワイド端でも25mmなので“ケラレ”は大きく出ませんが、ワイド端にするとやはり四隅が黒く削られてしまいます。描写は、最初のテストからなんとなく気付いていましたが“曇り玉”特有の甘い描写でキャノンのレンズらしいシャープさはありません。明るい被写体に向けてピントを合わせると

TV25-100mmのユルい描写③合焦点(ピントの合っている点)はそれなりの描写ですが、どことなく膜がかかったような薄ぼんやりとした“ユルい”描写になります。特に開放域ではCマウントレンズ特有の“グルグルぼけ”(作例①、②)が発生し、“曇り玉”“グルグルぼけ”好きな私としてはこの独特の“クセ”を好ましく考えております…が、如何せん重い…
バズーカの如き見た目は個人的にカッコいいと感じてますが、カメラバッグに入れていても重く感じるレンズなので今後とも出掛ける度に持ち歩くかは疑問です。ただ、前回紹介したYASHICA DSB28mmF2.8同様に私所有の“曇り玉”レンズたちで構成される“曇り玉戦隊”の有力メンバーになった事は云うまでもありません…立ち位置で云うなら「曇り玉グリーン」といったトコロでしょうか…下らないですが…




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