新たな仕事14「CM撮影開始!」

2015年に創業し、なんだかバタバタしたまま時間だけが過ぎて行っている気がする…

実は去年(2014年)から動き出していた企画なのだが、我がStudioECHOの本領を発揮(?)すべき動画の仕事を受注していた。それも山口萩焼の窯元からの依頼と聞いて、最初は“お堅い”イメージを想像していた。

実は萩焼の窯元にも大きく分類して3種類あり、一般的に萩焼とは山口県萩市一帯で焼かれる陶器の事を云うが、一部長門市・山口市にも窯元があり、長門市で焼かれる萩焼は、特に深川萩(ふかわはぎ)と呼ばれるそうである。今回我がStudioECHOにCM撮影の依頼をしてきたのは山口萩焼の窯元、県無形文化財萩焼保持者・大和保男氏の長男、大和猛さんだった。

最初の打ち合わせの際、私の頭の中では作務衣(さむえ)を着た、気難しい、“いかにも”な陶芸家の姿を想像していたのだが、実際にお会いしてみるとジーパンにブーツ、ロクロの前ではなくてパソコンの前に座った、ミュージシャンのような人物に出迎えられ、ファーストインプレッションから(勝手な)イメージを打ち砕かれてしまった。

具体的に話を進めてさらに驚いたのは大和さんが考えるCMプランで、肝心の萩焼は「チラ見せ」で良い、湯田(山口市の温泉街)の夜の人間模様を描きたいと伝えられたことだった。
山口市内にある湯田温泉は、市民にとって“温泉”というよりも“飲み屋街”というイメージの方が強い。かく云う私も“酒を呑みに行く”といえば湯田と相場が決まっている。

そんな、“恋の街”湯田(←勝手なイメージです)の、小さな居酒屋での女将常連客“淡い恋模様”を描きたいと言われて、打ち合わせに向かうまで作陶する様子を取材するのだと(勝手に)思い込んでいた私は度肝を抜かれてしまった…と同時に、「むしろStudioECHOの領分だ」と確信した。

かつて学生時代に自主映画を撮っていた私はヤル気満々で絵コンテを書き、かくして撮影はスタートした…


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