Artの在る風景 #5

#5. 福永 伸 絵画展「太陽の王国」

今回ご紹介する展覧会は神々を主人公にした独自の物語を感じさせる、山口県山口市にあるGallery OASISで開催中の福永伸さんの絵画展「太陽の王国」をご紹介します。

太陽の王国①私自身と、このGallery OASIS(ギャラリー・オアシス)さんとはがあって、
以前雨旅(詳しくは旅ブログで)メンバーでグループ展を開催した時に会場としてお借りたギャラリーがこのGallery OASISさんで、しかも今回絵画展を実施する福永伸さんはこのGallery OASISのオーナーさんであり、我々のグループ展の時には大変にご迷惑をかけてしまった恩人なのです。しかもこの福永さんの経歴が面白くて、東京で大手出版社の仕事をこなしていたプロのフォトグラファーで、言わば我々職業フォトグラファーの大先輩なのです。
だからというワケでもないですが、かつてお世話になった福永さんが個展をすると聞いて(些少ですが)宣伝に協力しようと取材させていただきました。

会場に入って作品を眺めていてまず感じたのは、“懐かしさ”でした。これは完全に個人的な感想ですが、かつて私がグループ展の会場探しに奔走していた時、会場の候補として見学に訪れたGallery OASISさんで福永さんがこの「太陽の王国」を描いている真っ最中だったのです。ギャラリーの床に大きな作品を置いて、汗をかきながら絵を描いていらっしゃる姿が未だに忘れられません。

太陽の王国②我々が、ギャラリーをお借りしたのが2013年の事なので、実質2年以上(!)かけてコツコツと描き続けていらっしゃったという事になります。
その描き進め方も独特で、「太陽の王国」という一つの物語のために、大小合わせて48点(!)という数の絵を一つづつ仕上げるのではなくほぼ同時進行で少しづつ仕上げていったそうなのです。

かつてはパソコンでイラストを描いて、インクジェット用紙にジェッソ(アクリル絵の具の下地剤)を塗って乾く前に印刷するなどの実験をしていた福永さんでしたが、パソコン上のイラストに限界を感じ、マウスから絵筆に持ち替えたのが2年前だそうです。面白いのが、お兄さんもお姉さんも絵を描くアーティストであり、福永さんの兄弟に共通のArt DNAが、自然なカタチで福永さんを絵に向かわせたのかもしれません…勝手な妄想ですが…
そんな福永さんが紡ぎ出す、“人間臭い”神々の物語を是非体験しに来てください…

  • 太陽の王国③
  • 太陽の王国④
  • 太陽の王国⑤

開催期間:2015年4月3日(金)〜2015年4月29日(水・祝日) 11:00〜18:00 ※水・木は定休日(最終日は開廊)
会場:Gallery OASIS(山口県山口市若宮町8-55) Tel:083-941-5265


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