写真ツワモノ道13

13.萩・日本海大花火大会編

以前から私のブログの中では、写真を趣味とし有り余る時間を一瞬のシャッターチャンスの為に費やす人々を尊敬(とやや呆れた感)の念を込めて「ツワモノ達」と呼んできた。

今年もこの季節がやってきた…まるでひと昔前の“根性論”の世界ような、ただただ心に“忍耐”のふた文字を胸に刻み付ける世界…そう、花火大会の季節が今年もやってきたのだ…!

花火大会の舞台となる菊が浜8月1日(土)、2015年“初”となる花火大会の撮影に挑むべく、我々は山口県萩市に向けて車を走らせていた。
今年初めての戦い(花火大会)の舞台として我々が選んだのは、萩市の菊が浜近海で打ち上げる萩・日本海大花火大会だ。我々は過去にも2014年2013年の2回、この花火大会に挑んでいるが、2度とも打ち上げ直前に慌てて車を走らせた記憶しかない…相性が悪いのだろうか…我々は「三度目の正直」を合言葉に一路萩市に向かうのだった。
前回までは仕事が終わる18:00に合わせて山口市から萩市に向けて約1時間の道のりを移動しなければならず、打ち上げが始まるまで1時間の猶予しかなかった。こと前回(2014年)に至っては、萩市へのルートを間違える

萩・日本海大花火大会という痛恨のミスをしてしまい、打ち上げ開始から30分経って現場に到着する有様だった。であるが故に、今回は万全の心構えで現場に向かった。我々が現場となる萩城跡に到着したのは18:30過ぎ、打ち上げ開始まで約1時間半前だった。人が増え続ける城跡の石垣を縫うように進むと、我々のツワモノ仲間が我々の撮影場所を確保しておいてくれ、我々は本当に「三度目の正直」を実現すべく、余裕を持って三脚を据えた。過去に痛い想いを繰り返した現場だっただけに、日が沈む前に、この萩城跡の石垣の上から日本海を眺められる事が嬉しくて仕方なかった。
そして、いよいよ打ち上げ…今年の“花火初め”(…そんな日本語は無い)として幸先の良いスタートを切れたと思っていた我々は、

萩・日本海大花火大会(空爆)撮れた写真を見て驚いた…
写真をカメラでプレビューすると、そこに写っていたのは我々が想像していた花火ではなく、上空からまばゆい光を発しながら降りてくる巨大な宇宙船の写真…または空爆の写真だった…「やった!決定的瞬間だ!」とは無論考えず、私はただただ唖然としてしまった。
…(ほぼ)無風だった為、花火の煙が消えずに上空に停滞し続けているのだ…!それが写真にもバッチリ写って、肝心の花火を隠してしまっているのだ…!…それまでが(我々にしては)順調だっただけに、この予想外の落とし穴には愕然とした。
私は動画を中心とした撮影だったので、正直そこまで影響は無かったが、萩・日本海大花火大会を撮る為に散らばっているツワモノ軍団は、皆、一様にため息を漏らしたのではないかと考えられる…単純に私の撮影技術が未熟なだけかもしれないが…
…かくして、我々の2015年の“花火初め”(…しつこいが、そんな日本語は無い)は散々な結果でスタートした…
今年は初めて参戦を予定している花火大会も控えているにもかかわらず、
我々の前には、すでに暗雲が立ち込めている…ようにしか思えなかった…


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