新たな仕事17「2015年を振り返る②」

時の過ぎるのは早いもので、会社を辞して、“独立”宣言(税務署に)してから1年が経った。
創業1年目である2015年を振り返ってみると、経営者としてはもちろん、人間としても稚拙な私自身を思い知らされた1年だった気がする。
そんな稚拙な私がなんとか1年をやり過ごせてきたのは何を置いても私を支えてくれた周囲の皆様の「御蔭様-おかげさま-」としか言いようがない。よく世間では「出会いが大事」と言ったりするが、この言葉を本当に身に沁みて感じた1年だった。

その中で新たに出会った人やお店、その中でStudioECHOが関わらせていただいた仕事を、感謝を込めてご紹介していきたい。

第2回の今回は2015年に新たに出会って写真撮影の仕事をいただいたエステサロンのCherirさんを紹介したい。

Cherirオーナーの荒瀬さんこの女性専用エステサロンのWeb用写真を、何故40代のオッサンが撮影するに至ったかと云えば、前回同様、Web業者のPuzzleさんからの紹介だった。婚礼業界で長い間働いていたので、花嫁が体験する“ある程度”の美容に関しての知識はあったが、私自身が「お顔や背中剃り」や「ブライダル・エステ」なるものを体験した事はなかった…当然の話だが。
今回はクライアントがお客さん役のモデルを手配すると聞いて、美容という世界とは100億光年も隔たりがある私が良い写真を撮れるのか心の底から不安だった。しかし、現場に入って初めてお会いしたオーナーの荒瀬さんの美しさを目の当たりにして俄然ヤル気が湧いてきた…我ながら自分自身の“中学生感覚”に呆れてしまうのだが…

Cherir①独立してからの一年間、婚礼業界を離れた私に依頼される写真のジャンルは多岐にわたり、建物もあれば小物もあれば料理も…と、ジャンルを超えた依頼が入ってくる。依頼する側の人たちはあまり知らない事なのだが、フォトグラファーには“得意分野”があり、料理やモノを撮影する「ブツ撮り」を得意とするフォトグラファーも居れば、人物撮影(ポートレイト)を得意とするフォトグラファーも居て、面白い(?)事に、フォトグラファーはみんな、いずれかののジャンルに得意分野が偏っている場合が多い。私は婚礼業界で数多くの新郎新婦を撮ってきた経験からポートレイトを得意にしているので、今回「モデルを手配する」と聞いた時には、幾分自分のエリアに入った気がしてホッとした。

実際に撮影を進めていくと予想していたよりもスムーズに進み、予定時間を大幅に下回った…オーナーが黙ってお店のタオルを渡してしまう程私自身は汗だくになっていたが…
先にも書いた通り、フォトグラファーには得意分野があるが、会社を辞して(カッコ良さげに云えば)一匹狼になった私にとって、ジャンルを超えた技量が求められるのは云うまでもない。まだまだ未熟な“赤ちゃんオオカミ”の私に必要なのは、数多くの現場、経験でしかない。しかしながら、これから出会うであろう新しいジャンルの撮影に、私はむしろ楽しみでさえある…やはり現場では(冬でも)汗だくだとは思うが…

  • Cherir ②
  • Cherir ③
  • Cherir ④


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